基本情報技術者試験「ソフトウェアテスト」の問題
入力条件(原因)と出力(結果)の間の論理的な関係を論理ゲートで表したグラフを作成し、そこから効率的なテストケース(多くはデシジョンテーブル)を導き出すブラックボックステスト技法はどれか。
ア原因結果グラフ法
イ境界値分析
ウ分岐網羅
エデータフローテスト
正解
ア.原因結果グラフ法
原因結果グラフ法は、入力条件(原因)と出力(結果)の関係をAND・OR・NOTなどの論理関係で図示し、その論理から有効な入力の組合せを抽出してテストケース(しばしばデシジョンテーブル化)を導く。設問の『論理関係をグラフ化して組合せを導く』記述に合致する。
?選択肢ごとの解説
ア ○原因結果グラフ法は、入力条件(原因)と出力(結果)の関係をAND・OR・NOTなどの論理関係で図示し、その論理から有効な入力の組合せを抽出してテストケース(しばしばデシジョンテーブル化)を導く。設問の『論理関係をグラフ化して組合せを導く』記述に合致する。
イ ×境界値分析は有効範囲の境界付近の値を選ぶ技法であり、原因と結果の論理関係をグラフ化するものではない。
ウ ×分岐網羅はコードの分岐を網羅するホワイトボックス基準であり、入力条件の論理関係から導くブラックボックス技法ではない。
エ ×データフローテストは変数の定義と使用の流れに着目するホワイトボックス系技法であり、原因結果の論理グラフとは異なる。
✎くわしく
原因結果グラフ法は、複数の入力条件が複雑に組み合わさって出力を決める仕様に有効で、論理関係を明示することで組合せ爆発を抑えつつ意味のあるケースを抽出できる。最終的にデシジョンテーブルへ展開してテストケース化することが多く、両技法は連携して用いられる。境界値分析や同値分割が単一入力の値に着目するのに対し、本技法は条件間の論理関係に着目する点が特徴である。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『原因と結果』『論理ゲート』『グラフから組合せ』とあれば原因結果グラフ法と判断する。
覚え方
原因(入力)→論理→結果(出力)を線で結ぶ因果の地図、とイメージする。
よくある誤り
原因結果グラフ法とデシジョンテーブルを同一視しがちだが、前者は論理関係のモデル化、後者はその結果を表形式に整理する手段である。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a2-0079