開発技術

基本情報技術者試験コード設計」の問題

マネジメント系開発技術難易度:normal
コード設計において、コードの先頭1桁で『1:書籍 2:文具 3:家電』のように対象を大分類し、残りの桁で個々を識別するように、桁の位置ごとに意味をもたせる方式がある。この方式の説明として最も適切なものはどれか。
単に発生順に1から連続して番号を割り当て、桁に意味はもたせない
乱数で重複しない値を割り当て、桁の並びに意味をもたせない
特定の桁が分類を表し、コードから対象の属性を判別できる
商品名の頭文字をそのままコードとして用い、桁数は項目ごとに変える
正解
特定の桁が分類を表し、コードから対象の属性を判別できる

区分コード(けた別コード)は、コードの特定の桁に分類などの意味を割り当て、桁から対象の属性(大分類など)を判別できるようにする方式である。設問の『先頭桁で大分類、残り桁で識別』はまさにこの方式で、桁に意味を持たせる点が核心である。

?選択肢ごとの解説

ア ×発生順に連番を振り桁に意味をもたせないのは順番コード(連番コード)の説明であり、桁から属性を読み取れない点で本問と異なる。
イ ×乱数で重複回避だけを狙い意味をもたせない方式は、桁の並びから属性を判別できないため区分コードの説明ではない。
ウ ○区分コード(けた別コード)は、コードの特定の桁に分類などの意味を割り当て、桁から対象の属性(大分類など)を判別できるようにする方式である。設問の『先頭桁で大分類、残り桁で識別』はまさにこの方式で、桁に意味を持たせる点が核心である。
エ ×頭文字を流用し桁数も不揃いにする方式は識別性・拡張性に乏しく、桁ごとに意味を体系化する区分コードとは異なる。

くわしく

コード体系には順番コード(連番)・区分コード(けた別)・桁別コード・表意コードなどがある。順番コードは単純だが意味を持たず分類検索に弱い。区分コードは桁に分類を埋め込むことで属性判別や集計が容易になる反面、桁数や区分の見積りを誤ると拡張時に破綻する。設計時は将来の件数増や分類追加を見込み、十分な桁数と区分余裕を確保することが重要である。

本番での押さえどころ

試験のコツ

『桁の位置に分類の意味』『桁から属性を判別』とあれば区分コードと判断する。

覚え方

区分コード=桁ごとに『区分(意味)』を持たせる、と名称そのままで覚える。

よくある誤り

順番コードと区分コードを取り違えやすい。桁の位置に意味がある(属性が読める)なら区分コード、単なる通し番号なら順番コードである。

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