基本情報技術者試験「UI設計」の問題
利用者が学習した操作方法を画面間で再利用でき、迷いや誤操作を減らせるようにするため、ボタンの配置・用語・配色・操作手順を全画面で統一する。このUI設計上の原則として最も適切なものはどれか。
ア一貫性(コンシステンシ)の原則
イ画面ごとに独自の操作体系を与える原則
ウ装飾を最大化して情報量を増やす原則
エ熟練者だけを対象に省略表記を徹底する原則
正解
ア.一貫性(コンシステンシ)の原則
一貫性の原則は、用語・配置・配色・操作手順などを製品内で統一することで、利用者が一度覚えた操作を別画面でも応用でき、学習負荷と誤操作を減らす考え方である。設問の『全画面で統一して操作方法を再利用させる』記述に正確に合致する。
?選択肢ごとの解説
ア ○一貫性の原則は、用語・配置・配色・操作手順などを製品内で統一することで、利用者が一度覚えた操作を別画面でも応用でき、学習負荷と誤操作を減らす考え方である。設問の『全画面で統一して操作方法を再利用させる』記述に正確に合致する。
イ ×画面ごとに独自の操作体系を与えると学習効果が再利用できず混乱を招くため、一貫性とは正反対の悪い設計である。
ウ ×装飾を最大化して情報量を増やすと認知負荷が高まり可読性が下がるため、使いやすさを高める原則とはいえない。
エ ×熟練者向けの省略表記の徹底は初心者の理解を妨げ、幅広い利用者の操作性を損なうため、本問の一貫性の趣旨とは異なる。
✎くわしく
ユーザビリティ向上の原則には、一貫性のほか、適切なフィードバック、エラーの予防と回復、認知負荷の軽減などがある。一貫性は『同じ操作は同じ結果・同じ見た目』を保証し、利用者の予測可能性を高める点が核心である。装飾過多や画面ごとの独自仕様はこの予測可能性を壊す。ガイドラインやデザインシステムで統一を担保するのが実務上の定石である。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『全画面で統一』『学習した操作を再利用』『迷いを減らす』とあれば一貫性の原則と判断する。
覚え方
一貫性=『どこでも同じ』。同じ操作は同じ見た目・同じ結果、と覚える。
よくある誤り
一貫性を単なる見た目の統一と狭く捉えがちだが、用語や操作手順の統一を含む『予測可能性の確保』が本質である。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a2-0069