基本情報技術者試験「決定表」の問題
決定表(デシジョンテーブル)を作成する。条件記述部に独立した2値(Y/N)の条件が3つあるとき、すべての条件の組合せを網羅するために必要な規則(列)の数は最大いくつか。
ア掛算の6規則
イ条件数の3規則
ウ2の3乗の8規則
エ3の2乗の9規則
正解
ウ.2の3乗の8規則
決定表の条件はそれぞれYかNの2通りを取り、独立しているため、3条件の全組合せは2×2×2=2の3乗=8通りになる。各組合せが1つの規則(列)に対応するので、網羅に必要な規則数は最大8である。設問の条件にちょうど合致する。
?選択肢ごとの解説
ア ×6は2×3と誤って条件数を掛け算した値で、各条件が独立に2通りを取る組合せの考え方になっていない。
イ ×3は条件の個数そのものであり、組合せではないため全組合せの規則数を表さない。
ウ ○決定表の条件はそれぞれYかNの2通りを取り、独立しているため、3条件の全組合せは2×2×2=2の3乗=8通りになる。各組合せが1つの規則(列)に対応するので、網羅に必要な規則数は最大8である。設問の条件にちょうど合致する。
エ ×9は3の2乗と取り違えた値で、底と指数を逆にした誤りであり、正しくは2の3乗である。
✎くわしく
決定表は条件記述部・条件指定部・動作記述部・動作指定部の4領域から成り、条件の全組合せを規則(列)として並べる。2値条件がn個なら全組合せは2のn乗。本問はn=3なので8列となる。実務では起こり得ない組合せを除いたり似た規則を統合(don't care化)して列を減らすが、設問は『すべての組合せを網羅』とあるため圧縮前の最大値2の3乗=8を答える。底は条件の取り得る値の数(2)、指数は条件の個数(3)という対応を取り違えないことが肝心である。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
2値条件がn個なら規則数の最大は2のn乗。底は値の種類、指数は条件の数と固定する。
覚え方
『各条件がスイッチ2通り、3個なら2を3回掛ける』と指数のイメージで覚える。
よくある誤り
2×3=6や3の2乗=9のように、掛け算にしたり底と指数を逆にする誤りが頻出する。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a2-0055