基本情報技術者試験「要件定義技法」の問題
要件定義でユースケースを文章で詳細化する際に記述する『基本系列(主成功シナリオ)』の説明として最も適切なものはどれか。
ア例外が起きず目的が達成される標準の手順
イシステムを構成するクラスの属性と操作の一覧
ウデータが処理を経て蓄積・出力される経路の図
エ画面上の項目の配置と入力規則の定義書
正解
ア.例外が起きず目的が達成される標準の手順
ユースケース記述の基本系列(主成功シナリオ)は、エラーや分岐が発生しない理想的な場合に、アクターとシステムがやり取りして目的を達成するまでの標準的な手順を時系列で示すものである。設問の説明はこの定義に正確に一致する。
?選択肢ごとの解説
ア ○ユースケース記述の基本系列(主成功シナリオ)は、エラーや分岐が発生しない理想的な場合に、アクターとシステムがやり取りして目的を達成するまでの標準的な手順を時系列で示すものである。設問の説明はこの定義に正確に一致する。
イ ×クラスの属性と操作の一覧はクラス図など構造の記述であり、ユースケースの手順の流れではない。
ウ ×データの処理経路を表す図はDFDの説明であり、ユースケースの基本系列とは別物である。
エ ×画面項目の配置と入力規則の定義は画面設計書の内容であり、ユースケースの手順記述ではない。
✎くわしく
ユースケース記述は基本系列と代替系列(例外系列)から成る。基本系列は『うまくいく一本道』を描き、代替系列はそこから分岐する例外や失敗時の流れを補う。まず基本系列で正常な目的達成の道筋を固め、次に代替系列で抜けを補完するのが定石である。クラス図やDFD、画面設計はそれぞれ構造・データ流れ・UIを担う別の成果物であり、機能の利用手順を表すユースケースとは役割が異なる。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『正常に目的達成』『標準の手順』とあれば基本系列、『例外・失敗時の分岐』とあれば代替系列と判断する。
覚え方
基本系列=『成功する一本道』、代替系列=『脇道』とイメージして対で覚える。
よくある誤り
基本系列に例外処理まで詰め込もうとする誤りが多い。例外や分岐は代替系列に分けて書くのが正しい。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a2-0050