基本情報技術者試験「レビュー技法」の問題
成果物の欠陥を早期に検出するためのレビューのうち、モデレータと呼ばれる進行役の主導で、事前に役割を定めた参加者がチェックリストに基づき公式な手順で文書を検査し、検出結果を記録・分析する技法はどれか。
アウォークスルー
イパストラッキング
ウペアプログラミング
エインスペクション
正解
エ.インスペクション
インスペクションは、モデレータ(進行役)が主導し、参加者にあらかじめ役割を割り当て、チェックリストと定められた手順に沿って成果物を体系的に検査し、検出した欠陥を記録・分析する公式で厳格なレビュー技法である。設問の特徴に正確に合致する。
?選択肢ごとの解説
ア ×ウォークスルーは作成者が主導して関係者と非公式に成果物をたどり意見を募る軽量なレビューで、モデレータ主導の公式手順という点が異なる。
イ ×パストラッキングはテスト時の実行経路を追跡する概念であり、レビュー技法ではないため設問の検査手法に該当しない。
ウ ×ペアプログラミングは二人で一台の端末を共有しながら開発する手法であり、文書を公式手順で検査するレビュー技法ではない。
エ ○インスペクションは、モデレータ(進行役)が主導し、参加者にあらかじめ役割を割り当て、チェックリストと定められた手順に沿って成果物を体系的に検査し、検出した欠陥を記録・分析する公式で厳格なレビュー技法である。設問の特徴に正確に合致する。
✎くわしく
レビュー技法は公式度で並べると、非公式なウォークスルーと公式なインスペクションが対をなす。ウォークスルーは作成者主導・自由な議論で気づきを得るのに対し、インスペクションはモデレータ主導・役割分担・チェックリスト・記録分析を伴い、欠陥検出を体系的に行う。問われる軸は『誰が主導し、どれだけ公式か』であり、厳格・記録を伴うならインスペクションである。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『モデレータ』『役割分担』『チェックリスト』『記録・分析』が揃えばインスペクションと判断する。
覚え方
インスペクション=inspect(検査)の語のとおり、検査官(モデレータ)が公式に点検する、と覚える。
よくある誤り
ウォークスルーとインスペクションを取り違えやすい。作成者主導の非公式がウォークスルー、モデレータ主導の公式がインスペクションである。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a2-0022