基本情報技術者試験「グリーン調達」の問題
企業がIT機器などを調達する際の『グリーン調達』の考え方として、適切なものはどれか。
ア買値の最も安い製品を最優先に選び、調達コストの削減だけを評価基準とすること。
イ納期を最短にできる供給元を優先し、品切れを起こさないことだけを基準に選ぶこと。
ウ省エネやリサイクルしやすさに優れた品や、自然環境を守る取組みを行う供給元を優先して仕入れること。
エ特定の取引先と長期契約を結び、価格交渉の手間を省くことを最優先とすること。
正解
ウ.省エネやリサイクルしやすさに優れた品や、自然環境を守る取組みを行う供給元を優先して仕入れること。
グリーン調達は、省エネ性能やリサイクル性の高い環境負荷の小さい製品を選び、環境マネジメントに取り組む供給元を優先する調達方針である。企業の環境経営やCSR、SDGsへの対応として重視され、題幹の『環境配慮を優先』に合致する。
?選択肢ごとの解説
ア ×買値の安さだけを基準とするのは通常のコスト重視の調達で、環境への配慮を評価軸とする本問とは異なる。
イ ×納期や品切れ防止だけを基準とするのは供給安定性重視の調達で、環境負荷の評価を伴わない。
ウ ○グリーン調達は、省エネ性能やリサイクル性の高い環境負荷の小さい製品を選び、環境マネジメントに取り組む供給元を優先する調達方針である。企業の環境経営やCSR、SDGsへの対応として重視され、題幹の『環境配慮を優先』に合致する。
エ ×取引先固定で交渉の手間を省くのは購買効率の話で、環境への配慮を主眼とする本問ではない。
✎くわしく
グリーン調達は環境配慮設計(エコデザイン)やエコマーク等の認証、省電力性能、有害物質規制(RoHS)への適合などを評価する。供給元の選定でも環境マネジメントシステム(ISO14001)の取得状況などを基準に加える。CSR調達やサステナビリティ経営の一環として位置づけられる。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『環境負荷の低減』『環境に配慮した供給元』が出たらグリーン調達。価格・納期・取引固定のみを基準とする選択肢は誤り。
覚え方
『グリーン=環境、地球にやさしい順に買う』と色で覚える。
よくある誤り
グリーン調達を単なるコスト削減や省エネ機器の購入と狭く捉える。製品だけでなく『供給元の環境への取組み』も評価対象に含む点を押さえる。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a1-0167