基本情報技術者試験「VLAN」の問題
VLAN(Virtual LAN)を導入する主な利点として最も適切なものはどれか。
ア配布した暗号鍵を用いて、流れる通信内容を常に自動で暗号化して保護する
イ異なるサブネット間のIPルーティングを、ルータを置かずに自動で実施する
ウ回線速度を2倍にする
エ物理的な配線を変更せず、論理的にブロードキャストドメインを分割できる
正解
エ.物理的な配線を変更せず、論理的にブロードキャストドメインを分割できる
VLANはスイッチのポートやタグで端末を論理グループに分け、同一物理スイッチ上でも別ネットワークとして扱える。物理配線を変えずブロードキャストドメインを分割でき、放送トラフィック抑制やセキュリティ区分に役立つため正しい。
?選択肢ごとの解説
ア ×暗号鍵の自動配布や通信暗号化はVPNやWPA等の役割で、VLANの主目的(論理分割)とは異なる。
イ ×異なるVLAN(サブネット)間の通信にはレイヤ3スイッチやルータが必要で、ルータなしで自動ルーティングするわけではない。
ウ ×VLANは論理的な分割であり物理回線速度を引き上げる機能はない。帯域増強はリンクアグリゲーション等が担う。
エ ○VLANはスイッチのポートやタグで端末を論理グループに分け、同一物理スイッチ上でも別ネットワークとして扱える。物理配線を変えずブロードキャストドメインを分割でき、放送トラフィック抑制やセキュリティ区分に役立つため正しい。
✎くわしく
VLANはブロードキャストドメインを論理的に分割し、部署単位などで通信範囲を区切る。VLAN間通信にはルーティングが必要(VLAN間ルーティング)で、分割によりブロードキャスト抑制とセキュリティ向上が得られる点が核心である。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
VLANのキーワードは『論理分割・ブロードキャストドメイン分割・物理配線不変』。暗号化や速度向上は別技術と切り分ける。
覚え方
VLAN=同じ建物(スイッチ)に間仕切りを立て部屋(放送範囲)を分ける、とイメージする。
よくある誤り
VLANを暗号化(VPN)や帯域増強(リンクアグリゲーション)と混同し、VLAN単独でVLAN間通信ができると誤解する誤りが多い。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a3-0274