基本情報技術者試験「TCPとUDP」の問題
トランスポート層のプロトコルのうち、コネクションを確立せず再送制御も行わない代わりに低遅延で動画配信などに適するものはどれか。
ア3ウェイハンドシェイクで接続を確立するTCP
イ経路制御を担うIP
ウ再送せず送りきるUDP
エ暗号化通信を行うTLS
正解
ウ.再送せず送りきるUDP
UDPはハンドシェイクや再送制御を持たないコネクションレス型プロトコルである。確認応答の待ちがなく遅延が小さいため、多少の欠落を許容する動画・音声のリアルタイム配信に適し正しい。
?選択肢ごとの解説
ア ×TCPは3ウェイハンドシェイクで接続を確立し再送やフロー制御を行う信頼性重視のプロトコルであり、コネクションレスという条件に反する。
イ ×IPはネットワーク層のプロトコルで経路制御を担い、トランスポート層のUDP/TCPとは層が異なるため設問の対象外である。
ウ ○UDPはハンドシェイクや再送制御を持たないコネクションレス型プロトコルである。確認応答の待ちがなく遅延が小さいため、多少の欠落を許容する動画・音声のリアルタイム配信に適し正しい。
エ ×TLSは通信の暗号化を担うプロトコルであり、コネクションレスで低遅延という設問の特徴とは目的が異なる。
✎くわしく
トランスポート層にはTCPとUDPがある。TCPは確認応答・順序保証・再送で信頼性を確保するが遅延が増える。UDPはこれらを省きヘッダも小さく高速だが信頼性は上位層やアプリ側が補う。用途で使い分ける。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『TCP=信頼性・接続あり・再送』『UDP=高速・接続なし・再送なし』の対比で覚え、リアルタイム配信ならUDPと結ぶ。
覚え方
UDPは『言いっぱなし(確認しない)』、TCPは『確認しながら話す』。確認の有無で速さと信頼性が逆になると覚える。
よくある誤り
信頼性が高い=良いと考えTCPを選びがちだが、設問はコネクションレス・低遅延の特徴を問うておりUDPが該当する点に注意する。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a3-0062