基本情報技術者試験「スイッチングハブ」の問題
レイヤ2スイッチ(スイッチングハブ)がフレームを転送する際の動作として最も適切なものはどれか。
ア宛先MACアドレスを学習したアドレステーブルに基づき、該当ポートにだけフレームを送る
イ宛先IPアドレスを参照し最適経路を選んで別ネットワークへ中継する
ウ受信したフレームを常に全ポートへそのまま送り出す
エアプリケーションの内容を解析してコンテンツ単位で転送先を決める
正解
ア.宛先MACアドレスを学習したアドレステーブルに基づき、該当ポートにだけフレームを送る
レイヤ2スイッチは受信フレームの送信元MACアドレスとポートの対応を学習してテーブルを作り、宛先MACアドレスに該当するポートへのみ転送する。これにより無駄な送出を抑えコリジョンを減らすため正しい。
?選択肢ごとの解説
ア ○レイヤ2スイッチは受信フレームの送信元MACアドレスとポートの対応を学習してテーブルを作り、宛先MACアドレスに該当するポートへのみ転送する。これにより無駄な送出を抑えコリジョンを減らすため正しい。
イ ×宛先IPアドレスで経路選択し別ネットワークへ中継するのはレイヤ3のルータの動作で、レイヤ2スイッチはMACアドレスで動く。
ウ ×全ポートへそのまま送るのは旧来のリピータハブ(ダムハブ)の動作で、スイッチは宛先ポートを絞り込む点が異なる。
エ ×アプリ内容を解析してコンテンツ単位で転送するのはレイヤ7のロードバランサ等の動作で、レイヤ2スイッチの役割ではない。
✎くわしく
レイヤ2スイッチはMACアドレス学習によりポートごとにコリジョンドメインを分割し、リピータハブのような全ポート転送(衝突多発)を解消する。宛先不明やブロードキャストのみ全ポートへ送る(フラッディング)点も理解しておく。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『スイッチ=MACで該当ポートのみ』『ルータ=IPで別NWへ』『リピータハブ=全ポートへ』と階層で区別する。
覚え方
スイッチは『宛名(MAC)を見て正しい郵便受けにだけ配る』とイメージする。
よくある誤り
スイッチとルータ(IP/経路選択)、リピータハブ(全ポート転送)の動作を混同する誤りが頻出する。
ネットワークの他の問題
サブネットマスクが255.255.255.192のネットワークで、利用可能なホストの最大数はいくらか。OSI参照モデルにおいて、IPアドレスを用いて宛先までの経路選択(ルーティング)を担う層はどれか。トランスポート層のプロトコルのうち、コネクションを確立せず再送制御も行わない代わりに低遅延で動画配信などに適するものはどれか…プレフィックス長が/28のIPv4サブネットにおいて、端末に割り当て可能なホストの最大数はいくらか。端末が自分の所属するサブネット外の宛先へパケットを送るとき、最初に転送する先として設定されている機器を指す用語はどれか。1つのグローバルIPアドレスを複数の端末で共有し、ポート番号を併用して同時に外部通信できるようにする技術はどれか。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a3-0273