基本情報技術者試験「実効転送速度」の問題
公称伝送速度1Gビット/秒の回線を回線利用率30%で使用している。このときの実効的な転送速度はおよそ何Mビット/秒か。ここで1Gビット/秒=1000Mビット/秒とする。
ア700Mビット/秒
イ300Mビット/秒となる
ウ約33Mビット/秒
エ3000Mビット/秒
正解
イ.300Mビット/秒となる
実効転送速度は公称速度に回線利用率を掛けて求める。1000Mビット/秒×0.3=300Mビット/秒となり正しい。
?選択肢ごとの解説
ア ×700Mビット/秒は利用率30%を『使われていない70%』と取り違え1000×0.7を計算した誤りである。
イ ○実効転送速度は公称速度に回線利用率を掛けて求める。1000Mビット/秒×0.3=300Mビット/秒となり正しい。
ウ ×約33Mビット/秒は1000÷30とするなど利用率を割ってしまった誤りで、掛ける処理を割り算にしている。
エ ×3000Mビット/秒は利用率の逆数1÷0.3=3.33倍を掛けるなど演算方向を取り違えた値である。
✎くわしく
回線利用率は単位時間あたり実際にデータ送出に使えている割合を示す。実効速度=公称速度×利用率という単純な比例関係で、利用率は0~1の係数として速度を縮小する向きに働く点が核心である。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
利用率は『その分だけ実際に使えている割合』。実効速度は必ず公称より小さくなるので、公称を超える選択肢は除外できる。
覚え方
利用率=実際に働いている割合、と捉えれば『公称×利用率』で素直に小さくなると覚えられる。
よくある誤り
利用率を『空き割合』と勘違いして1から引く、または掛けるべきところを割る誤りが多い。
ネットワークの他の問題
サブネットマスクが255.255.255.192のネットワークで、利用可能なホストの最大数はいくらか。OSI参照モデルにおいて、IPアドレスを用いて宛先までの経路選択(ルーティング)を担う層はどれか。トランスポート層のプロトコルのうち、コネクションを確立せず再送制御も行わない代わりに低遅延で動画配信などに適するものはどれか…プレフィックス長が/28のIPv4サブネットにおいて、端末に割り当て可能なホストの最大数はいくらか。端末が自分の所属するサブネット外の宛先へパケットを送るとき、最初に転送する先として設定されている機器を指す用語はどれか。1つのグローバルIPアドレスを複数の端末で共有し、ポート番号を併用して同時に外部通信できるようにする技術はどれか。
この問題を、AIの8-ways解説つきで。
無料ではじめる →基本情報技術者試験の演習を、一問ごとに「なぜ」まで。まずは無料で。
ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a3-0266