基本情報技術者試験「DNSの名前解決」の問題
クライアントがドメイン名に対応するIPアドレスを得る名前解決で、最初に問い合わせを受け、ルートから順に各DNSサーバへ反復問合せを代行して結果をクライアントに返すサーバはどれか。
アキャッシュDNSサーバ(フルサービスリゾルバ)
イゾーン情報を保持する権威DNSサーバ
ウ経路情報を交換するルータ
エIPを自動配布するDHCPサーバ
正解
ア.キャッシュDNSサーバ(フルサービスリゾルバ)
キャッシュDNSサーバはクライアントからの再帰問合せを受け付け、ルート→TLD→権威サーバへと反復問合せを自ら行い、得たIPアドレスをクライアントへ返す。設問の動作に一致するため正しい。
?選択肢ごとの解説
ア ○キャッシュDNSサーバはクライアントからの再帰問合せを受け付け、ルート→TLD→権威サーバへと反復問合せを自ら行い、得たIPアドレスをクライアントへ返す。設問の動作に一致するため正しい。
イ ×権威DNSサーバは自分が管理するゾーンの情報を回答する役割で、ルートから順に他サーバへ問い合わせを代行することはしない。
ウ ×ルータはIPパケットの経路選択を行う機器であり、ドメイン名からIPアドレスを解決する名前解決は行わない。
エ ×DHCPサーバは端末にIPアドレスやDNSサーバアドレス等を配布する役割で、名前解決そのものを代行するわけではない。
✎くわしく
名前解決はクライアント→キャッシュDNSサーバへの再帰問合せと、キャッシュサーバ→各権威サーバへの反復問合せの2段で進む。ルート(.)→TLD(.jp等)→ドメインの権威サーバの順にたどり、結果はTTLの間キャッシュされ次回以降が高速化される。役割分担の理解が要点。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『クライアントの依頼を受けて代行する』=キャッシュサーバ(リゾルバ)、『自分のゾーンを答える』=権威サーバと役割で区別する。
覚え方
キャッシュDNSは『代わりに調べてくれる調査代行業者』、権威DNSは『自分の担当地区だけ答える窓口』とイメージで覚える。
よくある誤り
キャッシュDNSサーバと権威DNSサーバの役割を混同する、再帰問合せと反復問合せの主体を取り違える誤りが多い。
ネットワークの他の問題
サブネットマスクが255.255.255.192のネットワークで、利用可能なホストの最大数はいくらか。OSI参照モデルにおいて、IPアドレスを用いて宛先までの経路選択(ルーティング)を担う層はどれか。トランスポート層のプロトコルのうち、コネクションを確立せず再送制御も行わない代わりに低遅延で動画配信などに適するものはどれか…プレフィックス長が/28のIPv4サブネットにおいて、端末に割り当て可能なホストの最大数はいくらか。端末が自分の所属するサブネット外の宛先へパケットを送るとき、最初に転送する先として設定されている機器を指す用語はどれか。1つのグローバルIPアドレスを複数の端末で共有し、ポート番号を併用して同時に外部通信できるようにする技術はどれか。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a3-0261