基本情報技術者試験「動的ルーティング」の問題
動的ルーティングプロトコルのうち、リンクの帯域などから算出したコストに基づき最短経路を選択するリンクステート型のものはどれか。
ア宛先MACを学習するスパニングツリープロトコル
イアドレスを自動配布するDHCP
ウホップ数を距離とするRIP
エコストで最短経路を選ぶOSPF
正解
エ.コストで最短経路を選ぶOSPF
OSPFはネットワーク全体のリンク状態を共有し、帯域などから求めたコストの総和が最小になる経路をダイクストラ法で選ぶリンクステート型である。設問に一致するため正しい。
?選択肢ごとの解説
ア ×スパニングツリープロトコルはL2スイッチでループを防ぐためにポートを論理遮断する技術であり、IP経路選択を行うルーティングプロトコルではない。
イ ×DHCPは端末にIPアドレス等を自動配布するプロトコルであり、経路選択を行うルーティングプロトコルではない。
ウ ×RIPは経由ルータ数(ホップ数)を距離とするディスタンスベクタ型であり、コストやリンク状態に基づくリンクステート型ではない。
エ ○OSPFはネットワーク全体のリンク状態を共有し、帯域などから求めたコストの総和が最小になる経路をダイクストラ法で選ぶリンクステート型である。設問に一致するため正しい。
✎くわしく
動的ルーティングは大きくディスタンスベクタ型(RIP:ホップ数で隣接にだけ経路表を伝える)とリンクステート型(OSPF:全体のリンク状態を共有し最短経路を計算)に分かれる。OSPFは収束が速く大規模網に向き、RIPは最大15ホップ制限など小規模向きである点が対照的。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『ホップ数・距離ベクトル・小規模』=RIP、『コスト・リンクステート・最短経路計算・大規模』=OSPFと対で暗記する。
覚え方
OSPFは『地図全体を見て最短ルートを計算するカーナビ』、RIPは『隣に聞いた何個先かだけ頼りの伝言』とイメージで区別する。
よくある誤り
RIP(ホップ数・ディスタンスベクタ)とOSPF(コスト・リンクステート)の特徴を取り違える誤りが頻出する。
ネットワークの他の問題
サブネットマスクが255.255.255.192のネットワークで、利用可能なホストの最大数はいくらか。OSI参照モデルにおいて、IPアドレスを用いて宛先までの経路選択(ルーティング)を担う層はどれか。トランスポート層のプロトコルのうち、コネクションを確立せず再送制御も行わない代わりに低遅延で動画配信などに適するものはどれか…プレフィックス長が/28のIPv4サブネットにおいて、端末に割り当て可能なホストの最大数はいくらか。端末が自分の所属するサブネット外の宛先へパケットを送るとき、最初に転送する先として設定されている機器を指す用語はどれか。1つのグローバルIPアドレスを複数の端末で共有し、ポート番号を併用して同時に外部通信できるようにする技術はどれか。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a3-0260