基本情報技術者試験「TCP/IPプロトコル群」の問題
TCP/IPネットワークで、pingコマンドが到達確認に利用する、エラー通知や疎通確認のための制御メッセージを扱うプロトコルはどれか。
アTCP
イICMP
ウRIP
エSMTP
正解
イ.ICMP
ICMPはIPの補助としてエラー通知や疎通確認の制御メッセージを運ぶ。pingはICMPのエコー要求を送り応答が返るかで到達性を測るため、ICMPが正しい。
?選択肢ごとの解説
ア ×TCPはコネクション確立と再送による信頼性のあるデータ転送を担うトランスポート層プロトコルであり、pingの疎通確認メッセージは扱わない。
イ ○ICMPはIPの補助としてエラー通知や疎通確認の制御メッセージを運ぶ。pingはICMPのエコー要求を送り応答が返るかで到達性を測るため、ICMPが正しい。
ウ ×RIPはルータ間で経路情報を交換する動的ルーティングプロトコルであり、端末の到達確認に用いるものではない。
エ ×SMTPは電子メールを送信・転送するアプリケーション層プロトコルであり、疎通確認とは無関係である。
✎くわしく
ICMPはIPと同じネットワーク層に位置し、到達不能通知やTTL超過、エコー要求/応答などを運ぶ。pingは到達性、tracerouteはTTL超過通知を利用して経路を可視化する。ICMP自体はデータ転送ではなく制御目的である点が要点。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『ping・疎通確認・到達不能通知・TTL超過』ならICMPと即断する。データ運搬はTCP/UDP、経路交換はRIP/OSPFと役割を分ける。
覚え方
ICMPは『郵便の不在通知・到着確認はがき』。荷物本体(データ)ではなく状況を知らせる便り、と覚える。
よくある誤り
pingがTCPやUDPを使うと誤解しやすいが、用いるのはICMPである。経路交換のRIPとも混同しやすい。
ネットワークの他の問題
サブネットマスクが255.255.255.192のネットワークで、利用可能なホストの最大数はいくらか。OSI参照モデルにおいて、IPアドレスを用いて宛先までの経路選択(ルーティング)を担う層はどれか。トランスポート層のプロトコルのうち、コネクションを確立せず再送制御も行わない代わりに低遅延で動画配信などに適するものはどれか…プレフィックス長が/28のIPv4サブネットにおいて、端末に割り当て可能なホストの最大数はいくらか。端末が自分の所属するサブネット外の宛先へパケットを送るとき、最初に転送する先として設定されている機器を指す用語はどれか。1つのグローバルIPアドレスを複数の端末で共有し、ポート番号を併用して同時に外部通信できるようにする技術はどれか。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a3-0254