基本情報技術者試験「OSI参照モデルの各層」の問題
OSI基本参照モデルにおいて、隣接するノード間でフレーム単位の伝送と誤り検出、MACアドレスによる宛先指定を担う層はどれか。
アデータリンク層(第2層)
イネットワーク層(第3層)
ウトランスポート層(第4層)
エ物理層(第1層)
正解
ア.データリンク層(第2層)
データリンク層(第2層)はフレームを単位とし、MACアドレスで隣接ノードを指定して同一セグメント内の伝送と誤り検出を担う。設問の記述に一致するため正しい。
?選択肢ごとの解説
ア ○データリンク層(第2層)はフレームを単位とし、MACアドレスで隣接ノードを指定して同一セグメント内の伝送と誤り検出を担う。設問の記述に一致するため正しい。
イ ×ネットワーク層はIPアドレスでセグメントをまたぐ経路選択(ルーティング)を担う層であり、扱う単位はフレームではなくパケットでMACアドレスは用いない。
ウ ×トランスポート層はポート番号でアプリ間の通信を識別しコネクション管理や再送制御を行う層であり、隣接ノード間のフレーム伝送は担わない。
エ ×物理層はビット列を電気信号や光信号に変換して媒体上を伝送する層であり、MACアドレスやフレームの誤り検出は扱わない。
✎くわしく
OSIは下位から物理・データリンク・ネットワーク・トランスポート…と積み上がる。第2層は『同じセグメント内の隣の機器へ確実に渡す』役割で、宛先指定にMACアドレスを使う点が第3層のIPによる経路選択と本質的に異なる。スイッチが動作する層でもある。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『MAC・フレーム・スイッチ・誤り検出』ならデータリンク層、『IP・パケット・ルータ・経路選択』ならネットワーク層と単語で振り分ける。
覚え方
データリンク層は『隣の家まで荷物を手渡し(MAC)』、ネットワーク層は『遠くの町まで住所(IP)で配送』と距離感で区別する。
よくある誤り
MACアドレス=第2層、IPアドレス=第3層の対応を取り違え、ルーティングと同一視する誤りが多い。
ネットワークの他の問題
サブネットマスクが255.255.255.192のネットワークで、利用可能なホストの最大数はいくらか。OSI参照モデルにおいて、IPアドレスを用いて宛先までの経路選択(ルーティング)を担う層はどれか。トランスポート層のプロトコルのうち、コネクションを確立せず再送制御も行わない代わりに低遅延で動画配信などに適するものはどれか…プレフィックス長が/28のIPv4サブネットにおいて、端末に割り当て可能なホストの最大数はいくらか。端末が自分の所属するサブネット外の宛先へパケットを送るとき、最初に転送する先として設定されている機器を指す用語はどれか。1つのグローバルIPアドレスを複数の端末で共有し、ポート番号を併用して同時に外部通信できるようにする技術はどれか。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a3-0253