ソフトウェア

基本情報技術者試験リアルタイムOS」の問題

テクノロジ系ソフトウェア難易度:normal
リアルタイムOS(RTOS)が汎用OSと比べて最も重視する特性はどれか。
画面表示や操作性など利用者向けの見た目の豊かさを最優先する
単位時間あたりの平均処理件数(スループット)だけを最大化する
扱えるファイル数と記憶容量の上限を最大化する
処理開始から完了までの応答時間を定められた期限内に保証する
正解
処理開始から完了までの応答時間を定められた期限内に保証する

リアルタイムOSは制御対象が要求する期限(デッドライン)内に確実に処理を完了させる時間的保証を最重視する。応答時間の予測可能性と確定性を確保するため正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ×画面表示や操作性の豊かさを最優先するのは汎用OS・利用者向けOSの観点であり、時間制約の保証を本分とするRTOSの主目的ではない。
イ ×平均スループットの最大化はバッチ処理向けの観点であり、RTOSは平均値ではなく個々の処理が期限を守ることを重視する。
ウ ×扱えるファイル数や記憶容量の上限拡大は汎用システムの規模指標であり、応答時間の保証を核とするRTOSの最重視点ではない。
エ ○リアルタイムOSは制御対象が要求する期限(デッドライン)内に確実に処理を完了させる時間的保証を最重視する。応答時間の予測可能性と確定性を確保するため正しい。

くわしく

リアルタイムOSは結果の正しさに加え時間内に得られることを要件とする。期限超過が致命的なハードリアルタイムと、ある程度許容するソフトリアルタイムがある。割込み応答の確定性や優先度制御により応答時間の上界を保証する点が汎用OSと根本的に異なる。

本番での押さえどころ

試験のコツ

RTOSのキーワードは『デッドライン』『応答時間の保証』『確定性』。平均スループットや見た目を挙げる選択肢は誤りと判断する。

覚え方

RTOSは『締切厳守』。速いことより『必ず時間内に終わる』確実性が命、と覚える。

よくある誤り

『リアルタイム=高速・高スループット』と捉える誤りが多い。RTOSの本質は速さでなく期限内完了の確実性である。

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【基本情報技術者試験】リアルタイムOSの問題 — 解答・解説|ukamiru 過去問