基本情報技術者試験「OSの役割と機能」の問題
OS(オペレーティングシステム)が担う最も中心的な役割を説明したものはどれか。
アCPU・メモリ・入出力などの資源を管理しアプリに公平に割り当てる
イ表計算や文書作成といった利用者個別の業務処理そのものを直接代行して実行する
ウ機械語をアセンブリ言語へ逆変換し可読化する
エ論理回路を物理配線へ落とし込み回路図を生成する
正解
ア.CPU・メモリ・入出力などの資源を管理しアプリに公平に割り当てる
OSはCPU時間・主記憶・入出力装置などの計算資源を管理し、複数のアプリケーションへ競合なく公平に割り当てる。プロセス管理・記憶管理・ファイル管理・入出力管理を統括する基本ソフトウェアであり正しい。
?選択肢ごとの解説
ア ○OSはCPU時間・主記憶・入出力装置などの計算資源を管理し、複数のアプリケーションへ競合なく公平に割り当てる。プロセス管理・記憶管理・ファイル管理・入出力管理を統括する基本ソフトウェアであり正しい。
イ ×表計算や文書作成を行うのは応用ソフトウェア(アプリケーション)の役割であり、OSはそれらが動く土台を提供する側で業務処理そのものは行わない。
ウ ×機械語をアセンブリ言語へ逆変換するのは逆アセンブラの機能であり、資源管理を担うOSの中心的役割ではない。
エ ×論理回路を物理配線へ落とし込むのは回路設計(EDA)ツールの仕事であり、ソフトウェアであるOSの機能とは無関係である。
✎くわしく
OSの機能は大きくプロセス(タスク)管理・記憶管理・ファイル管理・入出力管理・利用者管理に分かれる。共通するのは『限りある資源を多数の要求へ調停する』点であり、アプリは抽象化されたAPI越しに資源を使う。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『資源の管理と割当て』というキーワードでOSを判定する。具体的な業務処理を挙げる選択肢は応用ソフトと判断する。
覚え方
OSは『マンションの管理人』。部屋(メモリ)や設備(CPU・I/O)を住人(アプリ)へ公平に割り振る、とイメージする。
よくある誤り
OSをアプリの一種と捉え、業務処理そのものを行うと誤解しやすい。OSは実行基盤を提供する側である点を区別する。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a3-0205