情報セキュリティ

基本情報技術者試験入退室管理」の問題

情報セキュリティ情報セキュリティ難易度:normal
A社のサーバ室はICカードのかざしだけで解錠できる。退職者が返却し忘れたカードや、貸し借りされたカードによる無断入室が懸念されている。カード保持者が本人であることまで確かめて入室させたい。最も適切な対策はどれか。
解錠時に暗証番号の入力や指紋の読取りを併せて求め、所持に加え別の要素で照合する。
券面に顔写真と氏名と所属を印刷し、保持者と一致するか目視で見比べられるようにする。
解錠操作で連続二回かざすことを必須化し、誤って通り過ぎる入室を減らす。
カードに一年の有効期限を設け、期限が過ぎたものを順次失効させて整理する。
正解
解錠時に暗証番号の入力や指紋の読取りを併せて求め、所持に加え別の要素で照合する。

課題は『カードを持っていれば誰でも入れてしまう』点である。ICカード(所持要素)に暗証番号(知識要素)や指紋(生体要素)を組み合わせれば、カードを貸借・拾得した第三者は第二要素を満たせず入室できない。所持だけでなく本人性を確認できるため課題に直接対応する。

?選択肢ごとの解説

ア ○課題は『カードを持っていれば誰でも入れてしまう』点である。ICカード(所持要素)に暗証番号(知識要素)や指紋(生体要素)を組み合わせれば、カードを貸借・拾得した第三者は第二要素を満たせず入室できない。所持だけでなく本人性を確認できるため課題に直接対応する。
イ ×券面の顔写真は無人の電気錠では照合されず、目視確認者が常駐しない限り本人性の担保にならない。
ウ ×二回かざす操作はカード保持者が誰かを問わないため、貸借・拾得カードでの無断入室を防げない。
エ ×有効期限の設定は古いカードの整理に役立つが、有効なカードを他人が使う場合の本人性は確認できない。

くわしく

認証は『知識・所持・生体』の要素で整理される。カードのみは単要素(所持)で、紛失・貸与に弱い。重要区画では複数要素を併用し、保持者本人であることまで確認するのが定石である。

本番での押さえどころ

試験のコツ

入退室で『カードだけでは本人と限らない』が論点なら、知識や生体を足した二要素認証が正解になりやすい。

覚え方

カードは『持っているだけ』。本人と確かめるには『知っている/本人の体』をもう一つ足す。

よくある誤り

カードの管理(券面表示や期限)を強化すれば足りると考えがちだが、論点は『カードを持つ者が本人か』であり要素の追加が要る。

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