情報セキュリティ
基本情報技術者試験|C社では、退職予定者や異動者のアカウント権限の見直しが滞り、業務上不要になった共有フォルダへのアクセス権が残り続…
C社では、退職予定者や異動者のアカウント権限の見直しが滞り、業務上不要になった共有フォルダへのアクセス権が残り続けている。情報漏えいリスクを下げる運用上の根本対策として、最も適切なものはどれか。
ア共有フォルダ内のファイルを暗号化し、閲覧のたびに利用者へ復号鍵の入力を求める。
イ共有フォルダへのアクセスログを取得し、不審なアクセスを事後に監査する。
ウ付与は職務上必要な範囲に限り、異動・退職の契機ごとに権限を棚卸しする運用とする。
エ情報の取扱規程を全社員に周知し、不要なフォルダを開かないよう注意喚起する。
正解
ウ.付与は職務上必要な範囲に限り、異動・退職の契機ごとに権限を棚卸しする運用とする。
問題の本質は『不要な権限が残る』運用不備である。付与を職務上必要な範囲に限る最小権限の原則に立ち、異動・退職という権限変更が生じる契機で確実に棚卸しする運用を定着させれば、不要なアクセス権そのものが消滅する。
?選択肢ごとの解説
ア ×暗号化と復号鍵は鍵を持つ者なら閲覧できるため、不要な権限を持つ者が鍵も持っていれば漏えいは防げず、根本の権限過剰を解消しない。
イ ×アクセスログの監査は事後検知であり、不要な権限の存在という原因を取り除かないため、漏えいを未然に防ぐ根本対策にならない。
ウ ○問題の本質は『不要な権限が残る』運用不備である。付与を職務上必要な範囲に限る最小権限の原則に立ち、異動・退職という権限変更が生じる契機で確実に棚卸しする運用を定着させれば、不要なアクセス権そのものが消滅する。
エ ×注意喚起は人の善意に依存し、技術的・運用的に権限が残っている状態を是正しないため、確実性を欠く。
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作成・校閲:ukamiru編集部 · 基本情報技術者試験 過去問 · fe-b-sec-0003
