情報セキュリティ

基本情報技術者試験委託先のセキュリティ評価」の問題

情報セキュリティ情報セキュリティ難易度:normal
J社は新たにクラウド型の業務システムを外部事業者へ委託するにあたり、複数の候補事業者から1社を選定しようとしている。委託先のセキュリティ水準を選定段階で客観的に比較・評価する方法として、最も適切なものはどれか。
知名度や取引実績の長さを基準に、最も名の通った事業者を選ぶ。
共通の確認項目と第三者認証の取得状況を当てて各社の水準を測る。
提示料金が最も安い事業者を、安全面の確認は省いて選ぶ。
営業担当の説明の印象が良かった事業者を、書面確認なしで選ぶ。
正解
共通の確認項目と第三者認証の取得状況を当てて各社の水準を測る。

委託先選定では、各候補を同一の基準で客観的に比較できる方法が必要である。統一したセキュリティチェックリストへの回答や、第三者認証(情報セキュリティマネジメントの認証など)の取得状況を確認すれば、各社の管理水準を共通の物差しで評価でき、根拠ある選定ができる。

?選択肢ごとの解説

ア ×知名度や取引実績の長さは信頼の一要素ではあるが、セキュリティ管理水準を直接示す指標ではなく、客観的な比較基準にならない。
イ ○委託先選定では、各候補を同一の基準で客観的に比較できる方法が必要である。統一したセキュリティチェックリストへの回答や、第三者認証(情報セキュリティマネジメントの認証など)の取得状況を確認すれば、各社の管理水準を共通の物差しで評価でき、根拠ある選定ができる。
ウ ×料金の安さだけで選びセキュリティ確認を省くと、安全管理が不十分な事業者を選ぶ恐れがあり、委託先経由のリスクを高める。
エ ×営業担当者の印象という主観的・属人的な要素は管理水準の根拠にならず、書面での確認なしの選定は客観性を欠く。

くわしく

委託先管理は『選定時の評価』『契約での要求』『委託後の監視・確認』の各段階からなる。本問は選定段階に焦点があり、チェックリストや第三者認証という共通指標で候補を横並び比較する点が、客観性と説明可能性の確保につながる。

本番での押さえどころ

試験のコツ

委託先の選定評価は『統一チェックリスト+第三者認証の取得状況』で客観比較が定石。価格・知名度のみは不可。

覚え方

委託先選定は『同じ物差しで測る』。チェックリストと認証で横並び比較。

よくある誤り

知名度・価格・印象といった『セキュリティ水準そのものを表さない指標』で委託先を選んでしまう。

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