基本情報技術者試験「ブロック暗号とストリーム暗号」の問題
ストリーム暗号がブロック暗号と比べて持つ特徴として最も適切なものはどれか。
ア入力を一定長の塊に区切り塊ごとにまとめて変換する処理単位をとる
イ平文をビットやバイト単位で逐次的に鍵系列と合成し連続的に暗号化する
ウ暗号化と復号で必ず異なる二つの鍵を使い分ける非対称な公開鍵方式に分類される
エ暗号化した結果から元の平文を復元できない不可逆な変換を行う
正解
イ.平文をビットやバイト単位で逐次的に鍵系列と合成し連続的に暗号化する
ストリーム暗号は鍵から生成した擬似乱数列(キーストリーム)を平文とビット/バイト単位で逐次合成して暗号化する。少量データや逐次的な通信に適し、遅延が小さいため正しい。
?選択肢ごとの解説
ア ×入力を一定長の塊に区切ってまとめて変換するのはブロック暗号の特徴であり、逐次処理するストリーム暗号とは処理単位が逆である。
イ ○ストリーム暗号は鍵から生成した擬似乱数列(キーストリーム)を平文とビット/バイト単位で逐次合成して暗号化する。少量データや逐次的な通信に適し、遅延が小さいため正しい。
ウ ×暗号化と復号で異なる二つの鍵を使い分けるのは公開鍵暗号の特徴であり、ストリーム暗号もブロック暗号も共通鍵方式に属する。
エ ×復元できない不可逆な変換はハッシュ関数の性質であり、復号して平文に戻せるストリーム暗号の説明としては誤りである。
✎くわしく
共通鍵暗号は処理単位でブロック暗号とストリーム暗号に分かれる。ブロック暗号は固定長単位でまとめて処理し、ストリーム暗号は擬似乱数の鍵系列を平文と逐次XORする。ストリームは実装が軽量で連続データ向き、ブロックは強度や利用モードの柔軟性に優れる。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『ブロック=まとめて区切る』『ストリーム=逐次に流す』と処理単位で区別し、両者とも共通鍵暗号に属すると押さえる。
覚え方
ストリーム=川の流れ。平文が一粒ずつ流れながら鍵と混ざる、とイメージする。
よくある誤り
ブロックとストリームの処理単位を逆に覚える、両者を公開鍵方式と混同する誤りが多い。どちらも共通鍵である点に注意する。
セキュリティの他の問題
公開鍵暗号方式を用いて、送信者が受信者だけに読める暗号文を送る場合、暗号化に使う鍵はどれか。ハイブリッド暗号方式において、通信本文(平文データ)そのものの暗号化と、その暗号化に用いた鍵の受け渡しに使う方式の組合せとし…メッセージダイジェストの生成に用いるハッシュ関数が備えるべき性質として最も適切なものはどれか。PKI(公開鍵基盤)において、利用者の公開鍵が本人のものであることを保証する電子証明書を発行する機関はどれか。利用者の入力をWebページに無検証で出力する不備を悪用し、第三者が用意した不正なコードを被害者のブラウザ上で動作させる攻撃は…共通鍵暗号アルゴリズムであるAESの説明として最も適切なものはどれか。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a3-0278